IHで猫がやけどしないの?導入に迷っている方へ、一緒に上手に暮らすための知識と対策

IHを導入したいけど、猫ちゃんがキッチンの上に乗る癖があって躊躇している方

猫ちゃんがやけどするんじゃないかと心配な方

猫ちゃんの安全のためにIH導入をあきらめた方

けっこういらっしゃるのではないでしょうか?

お店にいらっしゃるIH導入をお考えの方の中でも、IHの天板の熱さ、危険な点について心配される方が多くいらっしゃいます。

人間であればIHの危険性について言われれば理解できますが、猫ちゃんには言っても伝わらないですから、心配ですよね。

今回はそんなお悩みを持つ方へ向けて、IHを導入しつつ猫ちゃんと安全に暮らすために、導入前に出来る対策と、導入後にできる防止策をご紹介します。

IHでやけどする事はある

そもそも火を使わない分安全と言われているIHですが、やけどする事はあります。

やけどの理由として大きいのは、下記の2つです。

icon-check 調理後の、まだ熱いトッププレートを触ってしまった時
icon-check 調理後の、まだ熱いラジエントヒーターに触ってしまった時

今までガスコンロを使っていた方は、どういう意味かあまりよく分からないですよね。

この先でIHの仕組みをご説明しつつ、ご案内していこうと思います。

IHの仕組み

IHは火を使うガスコンロとは違い、電気の力で熱を生み出す製品です。

磁力線が起こすうず電流が、金属そのものを発熱させる仕組みになっています。

火を使わない為、普通に使っていれば衣類に火が燃え移ることもなく、猫ちゃんのヒゲがチリチリになったり、尻尾に火がついちゃう、なんてことはありません。

なぜ熱いトッププレートを触ることでやけどしてしまうのか?

IHは金属が熱を生むだけで、トッププレート自体が熱を発することはありません。

しかし、熱くなった鍋底の熱がトッププレートに伝わることで、天板が熱くなります。

そのため、調理直後と気づかずにトッププレートに手をついてしまうと、やけどに繋がります。

ただ、熱くなるといっても鍋底の熱が伝わるだけなので、鍋底の温度以上に天板が熱くなることはありません。

また、揚げ物をしたあとなどは特に注意した方が良いですね。

まだ天板が熱いうちはランプでお知らせ

「料理直後はわかるけど、いつから触れるようになるかわかんないよ!」という場合もご安心ください。

IHのほとんどの製品が「まだ天板が熱いから触らないでね」という意味で、コンロを切ったあとも、天板が熱いうちはランプを付けてお知らせしてくれます。

画像でいう赤い丸ランプです。これがついている間は天板が熱い状態ですので、触らないようにして下さいね。

小まとめ

icon-check 調理直後のIHでやけどする事はある
icon-check IHは天板自体が熱くなるわけではない
icon-check 鍋底の熱が伝わり、天板が熱くなる
icon-check 天板は鍋底以上の温度にはならない
icon-check 天板が熱いうちはランプでお知らせしてくれる

IHは猫が乗っても熱くならない

IHは、磁力線による電流により、金属そのものを発熱させます。

その為、金属以外のものでは電流が起こせないので、発熱させることが出来ません。

極端な話、IHに手を乗せたまま強火でスイッチを入れても、全く熱くならないんです。

調理後のまだ暖かいIHは、猫ちゃんにとって大好物!暖をとるためにIHの上で四角くなっている話を聞いたことがありますが、スイッチがONになっていても天板が熱くなることはありませんので、ご安心下さい。

小物も熱くならない

IHは対応する金属に対して熱を発生させるものですが、

うっかりスプーンをIHの上に置いてしまった!
子供がフォークをIHの上に置いてた!
猫缶を置きっぱなしにしてしまった!

こういった時には「小物検知機能」がしっかり小物を感知して、間違って加熱するということはありません。

事故やケガは思ってもみない瞬間に起きるものですが、IHはこういった事もセンサーで検知してくれるので、うっかり!という時にも安心です。

小まとめ

icon-check IHは金属以外は発熱させることができない
icon-check 猫ちゃんがIHの上に乗っていても熱くならない
icon-check 小物検知機能でスプーンやフォーク等を検知し、発熱させない

ラジエントヒーター搭載IHには注意

IHの基本的な仕組みについて、天板が鍋底以上の温度なることはないとご案内しましたが、ラジエントヒーターという部分については注意が必要です。(画像中央のオレンジの部分)

IHには、上記で説明したIHとは別に、オールメタルラジエントヒーターの2種類があります。

オールメタル
オールメタルは、IHでは使えないアルミ鍋や銅鍋が使えるヒーターの種類のこと。
ラジエントヒーター
トッププレートの下にヒーターが入っており、ヒーター自体が発熱してお鍋を直接温める。

オールメタルはIHのように金属でないと発熱できませんが、ラジエントヒーターは天板そのものが熱くなる仕様になっています。

ラジエントヒーターの温度は数百度になる

ラジエントヒーターは、天板を直接熱くすることにより、スルメを炙ったり、海苔を炙ったりするために使用します。

そのため、天板自体がかなりの高温となり、簡単に300℃近くまで上がってしまいます。

製品自体が「トッププレートの温度が600℃を超えないように火力を調整する」という仕様になっていることから、どれだけ熱くなってしまうのかがわかります。

ラジエントヒーターは、金属を置こうが、手を置こうが、猫ちゃんが乗ってようが、おかまいなしに熱くなります。

ラジエントヒーターがついている間は、画像のようにその部分がオレンジ色になりますが、猫ちゃんにはそれが分かりません。

「熱くなる」のレベルが数百度なので、うっかり触れてしまうと大やけどしてしまいます。

出来ればラジエントヒーター非搭載のものを選ぶ

ラジエントヒーター搭載のメリットは、炙り料理が出来ることと、製品価格を抑えられることの2点です。

ただ、ご家族に猫ちゃんがいる方にとっては安全性は下がってしまうので、多少製品代があがってしまったとしても、ラジエントヒーター非搭載の製品を選んであげて下さい。

小まとめ

icon-check ラジエントヒーターは天板自体が熱くなる
icon-check 何も乗っていなくても、スイッチを入れると熱くなる
icon-check 温度が数百度まであがる
icon-check 人間は熱いことが目で見てわかるが、猫にはわからない

導入後のIHの猫ちゃん対策

IHカバーを設置する

IHにまるごとカバーをして、猫ちゃんがIHの上に乗ることを防ぎます。

調理前は作業台として、調理中は油ハネガードとして使えるので便利ですね。

IHは上昇気流がほとんどおこらないため、キッチン周りに油汚れが付きやすいのがデメリットなので、それをうまくカバーしてくれます。

また、調理が終わったらすぐフタをしめる癖をつけておくと、いざ猫ちゃんがキッチンに上ってしまっても安心ですし、ラジエントヒーターがついているIHも心配せずに済みます。

色はシルバーとホワイトの2色が基本のようですが、猫ちゃんの柄つきのものもあったので、参考に張り付けておきますね。

まとめ

IHによる猫ちゃんのやけどへの影響、導入前の製品選びと、導入後の対策についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

意外と猫ちゃんってキッチンに上っちゃうんですよね。

上るたびに抱っこして降ろしてを繰り返すと、猫ちゃんは遊んでいる感覚になってしまうそうです。

危険性を教えるという意味で、調理後の少し熱いIHに、抱っこしたままちょっと近づけることで、これは熱いんだ!と教えてあげる必要もあるようです。

その際は、あまり近づけすぎないように注意してあげてくださいね。

猫ちゃん好きの方が、IHと上手に暮らせますように!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする